2008年7月30日水曜日

Summer Campaign Start! Over 300 Hawaii Carpenters Union members marched on July 12.

サマー・キャンペーンスタート
夏休み中もホテル前抗議行動を波状的に行います


夏休み中も繰り返しホテル前抗議行動を予定しています。32名の不当解雇と現在働いている労働者に対する虐待について、日本人宿泊客に直接情報を伝えていきます。

7月12日、300名を越える
ハワイ大工組合の組合員がホテル前で抗議デモ


















7月12日、300名を越えるハワイ大工組合の組合員がホテル前で抗議デモを行い、不当解雇の撤回と団体交渉の開催、公正な労働協約の締結を求めました。


















Neil Abercrombie連邦下院議員もこの抗議デモに参加し、パシフィックビーチホテルの労働者が勝利するまで支援することを表明しました。

2008年7月15日火曜日

A dismissed hotel worker who visited Japan demanded human dignity and justice.

人間の尊厳の回復と正義を求めたい
 〜パシフィックビーチホテルで解雇された労働者が来日〜

















7月6日から10日、ハワイ・ホノルルのワイキキ海岸にある「パシフィックビーチホテル」で解雇されたバージニア・リカイドさん(勤続15年の客室清掃係、フィリピンからの移民女性)と「全米港湾労組(ILWU)ローカル142」のガイ・フジムラ書記長(日系3世)が来日し、各組合への支援要請や主要な旅行会社に要請し、支援集会などを行いました。

リカイドさんは「私たち移民の夢を打ち砕いたホテルの経営に対して、人間の尊厳の回復と正義を求めたい」と訴えました。

今回の来日中、旅行会社を組織する「サービス連合」が大手旅行会社や「日本旅行業協会(JATA)」への要請の場を設定してくれました。JATAと各社は要請を誠意を持って受けとめ、争議の早期解決を願い、可能な取り組みをしたいとコメントしてくれました。

7月7日には、連合、交運労協、国際運輸労連東京事務所、国際食品労連日本加盟組合協議会で構成する実行委員会主催で100名をこえる参加者を集めて支援集会を開催しました。

7月9日には、APWSL、明治大学労働教育メディ ア研究センター、Labor Nowの共催で交流会(写真左)を開催し、韓国シチズンの労働者も参加し、日米韓の草の根交流となりました。











今回の来日にあわせて、争議紹介のビデオを作成し、主要組合に配布すると同時に、YouTubeへもアップしています。ある旅行会社の責任者はこの映像を見て涙が出そうになったと共感してくれました。映像の力を実感しました。ビデオ視聴キャンペーンをやっていますので、ぜひ、ご覧下さい。

同ホテルの経営陣は交渉を拒否し、頑なな姿勢を取り続けています。ILWUは夏休みシーズンにあわせて、ホテルに対する波状的な抗議行動を行う予定です。また、この夏、ハワイ旅行をご予定の方は、パシフィックビーチホテルに泊まらないで下さい。そして、ぜひ抗議行動にご参加下さい。引き続きご支援をお願い致します。